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2017/09/02 07:09

円、ユーロ、豪ドル、加ドル相場見通し、9月4ー8日


来週の欧米の外国為替マーケットでは、3つの中央銀行の会合が注目されています。

5日のオーストラリア中銀の会合は、1.5%の政策金利を据え置くと予想されています。総裁声明で、豪ドル高をけん制するかどうかが焦点です。豪ドルの対ドル相場が0.80台に上昇すると警戒感が強まると予想されます。コモンウエルス銀行は来年末までに0.85まで豪ドル高が進むと予想しています。

6日に予定されているカナダ中銀の会合も注目されています。カナダの第2四半期のGDPが予想を大幅に上回りました。0.75%の政策を据え置いた場合でも、声明がタカ派的なトーンであれば、カナダドルが対米ドルで2年ぶりの高値に上昇する可能性があるとみられます。5日まで続くNAFTA交渉の結果、8日のカナダの雇用統計も材料よなりそうです。

最も注目されるのは7日のECB理事会。政策を維持すると予想されていますが、ドラギ総裁が量的緩和の縮小のタイミングなどにヒントを出すかどうかが焦点です。ユーロ相場に関する質問が出ると予想され、その答えも相場に影響しそうです。BKアセットマネージメントのストラテジストは、ドラギ総裁がタカ派、楽観的であれば、ユーロは対米ドルで2年ぶりの高値である1.2070を超えて上昇すると予想しました。逆にハト派であれば、ユーロ/米ドルが1.17に向け下落するだろうとコメントしました。

来週のアメリカの経済指標は薄め。複数のFRB幹部の講演が予定されていて、特に7日のニューヨーク連銀のダドリー総裁の講演が注目です。ダドリー総裁は年内利上げを主張していますが、景気認識が変わっているかが焦点。1日発表の雇用統計が弱かったことで、12月利上げ観測が後退しました。議会が来週再開しますが、債務上限の引き上げの行方が依然不透明です。地政学リスクもあり、米ドルは上振れより、下振れする可能性が高いとBKアセットマネージメントのストラテジストがみています。

円相場は、マーケット全体の米ドル相場、特にユーロ/米ドルの影響を受けそうです。ロイタージャパンは、来週の円相場のレンジを108円50銭〜111円50銭と予想しました。クロス円については、米ドル/円の振れが大きくなる可能性があり、その影響を受けそうです。

 

 

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