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2017/09/09 09:09

来週9/11-15  相場見通し、円、ユーロ、豪ドル、加ドル


9月4日の週は、ユーロとカナダドルの上昇が目立ちました。一方、ドルは軟調でした。

ECB理事会は政策を据え置きましたが、ドラギ総裁が10月に量的緩和の段階的縮小を決めることを示唆しました。また、カナダの中央銀行はサプライズ利上げしました。

一方、アメリカのトランプ大統領は、連邦政府の債務上限について、12月15日まで暫定的に引き上げる民主党の提案を受け入れました。北朝鮮は3日の核実験後、新たな動きはありませんでした。

しかし、政府の債務上限の引き上げは暫定的なもので、年末に再びホワイトハウスを巻き込んだ与野党の攻防が予想されること、北朝鮮がいつミサイルを発射しても驚かないことを投資家が知っています。大型ハリケーン「イルマ」の被害拡大も予想されます。FRBの理事ポストの人事が不透明です。

ドルにネガティブな材料が多く、ユーロやポンドがドル売りの受け皿になる可能性があります。ユーロドルが1.21を超えて上昇、1.22に向かうとの強気な見方もあります。ポンドも堅調に推移するとの見方が多いのですが、週後半のイングランド銀行の政策会合が当面の方向を決める可能性があります。

円相場についてBKアセットマネージメントのストラテジストは、円相場が107円を超えて上昇する可能性があるとコメントしました。リスク回避ムードが強まれば、106円を超えた円高も予想されるとしています。ロイタージャパンは、来週のレンジを106円50銭〜109円50銭と予想しました。

カナダドルについては、利上げや強めの経済指標を受け、上昇基調が続きました。来週は材料に乏しく、利益確定の売りが増えることも予想されます。ただ、上昇基調は維持する可能性が高いとの見方が少なくありません。

オーストラリアの中央銀行が政策金利を据え置きました。声明は楽観的なトーンでした。これを受け、豪ドルの対ドル相場が2年ぶりの高値をつけました。ただ、週後半に豪ドル高のモメンタムにやや陰りが出たため、今後利益確定の売りが上値を抑える可能性があります。

9月は相場の変動が大きくなる傾向があります。アメリカの政局、地政学リスク、金融政策をめぐる思惑などを背景に、商いを伴って変動する可能性があります。

 

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