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2017/09/16 08:09

来週9/18-9/22 円、欧州通貨、資源国通貨の相場見通し


ドルが売り込まれた前週と比べ、今週はドルの堅調さが目立ちました。ハリケーン「イルマ」の被害が予想ほど深刻ではなかったこと、トランプ政権の税制改革への期待、週半ばから後半にかけて米国債利回りが上昇したことなどが背景です。

ドルの対円相場は、北朝鮮が15日に中距離弾道ミサイルを発射したことを受けて、一時109円台まで円高ドル安が進みました。しかし、1時間足らずでドルが急速に買い戻されました。欧米マーケットでは一時111円30銭近辺までドル高が進みました。ミサイル発射など北朝鮮の挑発行為に相場が反応しなくなってきています。北朝鮮のミサイル攻撃が日本上空を通過、いわゆる当事国の日本の通貨を買うことへの疑問も一部で出ました。

来週は、19日と20日の2日間にわたって開かれるFRBの会合がマーケット全体に大きく影響しそうです。バランスシートの縮小を決めるとみられますが、政策金利は据え置くとの予想が優勢です。会合後に予定されているイエレン議長が「12月利上げ」の可能性にヒントを出すかが注目です。

先物相場が示唆する12月利上げの確率は46%。BKアセットマネージメントのストラテジストは、FRB会合後も大きな変化はなさそうだとコメントしています。ドルにポジティブサプライズがなければ、円が再び110円を割って上昇する可能性があるとしています。

ポンドは、イングランド銀行のタカ派な声明、カーニー総裁の早期利上げを示唆する発言で大幅に上昇しました。来週もポンドの上昇基調が続くとの見方が優勢です。これに対し、ユーロは上値の重い展開が予想されています。FRB会合を受けたドルの動きが影響するとみられます。

資源国通貨の中で、カナダドルは堅調に推移しました。引き続き上昇基調が続くとの見方が少なくありません。豪ドルは軟調でしたが、雇用関連指標など経済が比較的堅調なことから、来週は売られても下値は限定的になる可能性があります。豪中銀の会合議事録とロウ中銀総裁の講演が豪ドルの材料になりそうです。NZドルは、23日の議会選挙をめぐる思惑が影響することが確実です。結果次第では、NZドル相場が大きく動くことも予想されます。

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