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住宅価格上昇、買い手減る?

米抵当銀行協会が27日発表した週間ベースの住宅ローン申請件数が小幅低下した。前日に発表されたS&Pケースシラー住宅価格指数の20都市圏指数は上昇したが、在庫不足などが背景とみられる。また、住宅価格の上昇ペースが賃金上昇のペースを大幅に上回っているため、買い手層を狭めているとの指摘が一部のエコノミストかあった。過去2、3年は全米の住宅価格が急ピッチで上昇したが、高くなりすぎたとの指摘があるほか、中国人や大手ファンドなどの現金バイヤーが減ったとの見方もある。

欧米を中心とした海外のFX業界の動き 2015年04〜05月

概況
ギリシャ問題でユーロ相場が大きく変動、総選挙に絡みポンド相場が動いたことで、欧米のFX市場は活性化した。全体的に取扱高が増えたが、企業によりばらつきがある。

米FX個人預かり資産、小幅増
米FXリテールの預かり資産の3月末時点の合計が5億7900万ドル(約694億円)と、前月比で2%増加した。
トップはFXCMで預かり資産は1億7692万ドル。前月比で3%増えた。インタラクティブ・ブローカーズは預かり資産を大幅に伸ばした。FXCM、オアンダ、ゲインの上位3社で全体の70%を占めている。

米インタラクティブ、顧客利益率トップ
今年第1四半期(1-3月)の米FXの個人顧客利益率で、インタラクティブ・ブローカーズが依然としてトップだった。利益を出した顧客が45.5%。ファイナンス・マグネートがまとめた。
FXCMの利益率は33.0%と前期から改善、ゲインは30%と小幅改善した。オアンダは32.5%で、3.3%悪化した。

FXCM決算、大幅赤字
米大手のFXCMが発表した第1四半期(1-3月)の決算は、4億2680万ドルの赤字となった。1月のスイスショックが大きく影響した。FXCMは、政府の介入などにより想像を超える変動があるリスクを回避するため、香港ドルとデンマーク・クローネの扱いを止めることを計画しているとThe Wall Street Journalが伝えた。
FXCMは、4月のリテール部門の取扱高が3060億ドルで、前年同月比で37%増、前月比では7%減だった。法人部門の取扱高は2200億ドルで、前年同月比25%増、前月比では10%減だった。
5月8日時点の時価総額は9229万ドル(約110億円)。

FXCM香港法人、楽天証券が買収交渉
楽天子会社の楽天証券は、米FXCMの香港法人であるFXCMアジアを買収方向で最終交渉に入ったと複数のメディアが報じた。楽天証券は、FXCMジャパンを3月に子会社化している。

FXCM緊急融資の助言料2100万ドル
FXCMがスイスショックで資金不足に陥った際、ニューヨークの投資会社ルーカディア・ナショナルが3億ドルの緊急融資を行った。ルーカディア傘下のジェフリーズが仲介した形だが、投資助言料が2100万ドル(約25億2000万円)だったことがジェフリーズの決算資料などで明らかになった。

ゲイン決算、予想下回る
米FX大手のゲイン・キャピタルの第1四半期の決算は増収増益となった。売上高は9290万ドルで前年同月比14%増、利益は830万ドルで118%増だった。ただ、前期比では減収減益となった。予想を下回る内容で、決算発表後に株価が8%下落した。
5月8日時点の時価総額は4億9200万ドル(約590億円)。

Plus500、第1四半期好調
英FX大手のPlus500が発表した第1四半期(1-3月)の決算は、売上高が8210万ドル(約98億円)と、前期比で23%増え、前年同期比では35%増えた。四半期の記録を更新した。アクティブな顧客数は6万7667人と、前年比で34%増えた。
株価は大幅上昇。5月8日時点の時価総額は8億5994万ポンド(約1590億円)。

英当局、免許交付に18週
英金融当局のFCAが、申請から免許を交付するまでの平均時間が18.5週と、従来の監督官庁であるFSA時代の平均10週と比べ、交付までの時間が倍近くになっているとFinancial Timesが報じた。FCAは2013年にFSAの業務を引き継いだ。FX業者の免許は、申請から交付までの時間が15週程度だとしている。

豪当局、FX免許交付遅らす
オーストラリアの金融当局ASICが、新規の免許交付を大幅に遅らせているとリープレートが伝えた。特に個人向けFX業者への免許交付に慎重になっているとしている。

サクソバンク、4月取扱高が減少
デンマークを拠点に世界展開するサクソバンクが発表した4月の取扱高は2220億ドルと、前月比11.2%減少した。3月は取扱高が大幅に増えたが、通常水準に戻った形。
FXを含めた幅広い金融商品を扱うサクソバンクの顧客預かり資産は大幅に増え、4月に113億ドルに達した。

FXDD、バミューダに新拠点
2002年に北米で創業したFXDDがバミューダに新しい拠点を開設した。厳しい規制を嫌い北米から撤退したFXDDは、マルタを拠点に世界展開しているが、オフショアのバミューダで新規顧客を開拓する。最大500倍のレバレッジを提供する。

EXNESS、4月取扱高は8%増
ロシアのノボシビルスクとサンクトペテルブルグ、キプロスのリマソール、中国の上海、そしてカリブ海に拠点に急成長するEXNESSは、4月の取扱高が過去最高の2108億ドルに達したと発表した。前月比で8%増えた。

アルパリ・ロシア、取扱高が急増
ロシアのアルパリが発表した3月の取扱高は969億ドルと、前月比30%増えた。増加分の85%はユーロドルのペア取引だった。

KVB決算、減収減益
香港市場に上場しているFX会社KVBKunlunの第1四半期の決算は、売上高が5620万香港ドル(8億7110万円)と前期比21%減。利益は780万香港ドル(約1億2000万円)で68%減少した。スイスショックの影響が出た格好。経営難に陥ったKVBは、中国のCITIC(中信証券)が事実上買収した。

シナジーFX、外為ファンドが好成績
豪FXのシナジーFXは、FXファンドの19か月のパフォーマンスが150%のリターンを出したと発表した。年率換算で95%のリターン。
メタ4を使ったマネージドアカウント(一任勘定取引)で、豪ドル建てファンドは、今年1月に4.77%、2月は8.24%、3月は4.12%上昇と堅調に推移している。

以上

米住宅ローン金利上昇

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のまとめた住宅ローン金利は、米10年債の利回りに連動する形で上昇した。5月7日時点の30年物ローン金利は 3.80%で、1週間前と比べ0.12%上昇した。15年物ローン金利も  2.94%から3.02%に上昇した。

賃貸派増え、資産格差が拡大

米国勢調査局のまとめでは、2000年代半ばに69%だった持ち家比率が   63.7%に低下した。過去25年で最低の水準。住宅バブルの崩壊で投資家が不良債権になった物件を購入、リモデルし大量に賃貸に出したこと、若い世代が賃貸を好むこと、さらに子供が社会人になった夫婦が2ベッドなどの賃貸に回った。CNBCは、不動産価格が上昇し持ち家派の資産額が上昇した一方、賃貸派は家賃が上がり持ち出しが増えたことで、資産格差が拡大したと伝えた。